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第15話 「ボーナスゲームと罰ゲーム」

Author: 詩乃宮
last update publish date: 2026-07-12 11:00:24

 双鹿はこういうときふざける人種ではない。それは分かっている。故に、双鹿の様子の変化にヴィクトは息を呑んで目の前のドラゴンと対峙する。

「どう、不味いんだ?」

 まだ、ドラゴンにアタックをしていないからヘイトは引いていない。知っていることを聞くなら今しかない。

「アレは———ボスレアモンスター・デッドレウス。さっき話したでしょ、レアモンスターは強い、って。この部屋にいる本来のボスの10倍は強いのよ。アレ」

「初陣でヤバいのに当たったってコトだな……」

「しかも、死ぬか倒すまでこの部屋からの脱出は不可能よ。……ごめんなさい、普段あんなもの出てこなかったから……油断したわ」

 双鹿の心からの謝罪。

「いや、レアモンスターが出るかは分からねーし、普段は出ないんだろ?なら仕方ない」

「でも……」

 双鹿を背に剣を握る。

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